お客様の声

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※個人の感想です。

「三種の神器」 長野市 K.Y様

  

私は今年70歳になります。十年程前から補聴器を使っていますが、今では私の大事な体の一部になっています。

 

初めは卓上マイク型とか、通信販売のものを使ってみましたが、どうもピッタリせず永続きしませんでした。

 

会議の時などは、遠くの席では話もよく聞こえず、又、耳打ち話とか皆んなの雑談の時などはいつも仲間に入れず、とても困っていました。二次会でカラオケに行っても、いつも聞き役で自分から歌う事はありませんでした。だからバス旅行などは大嫌いでした。

 

更に夜ともなれば『そっちへ行って!』が『こっちへ寄って!』に聞こえたりして、カアちゃんとはトラブルの連続でした。

 

そんな或る日、補聴器に出逢い、その感度の良さにビックリしました。

 

早速右の耳にだけつけたところ、まるで世界が変わった様な新鮮で快適な生活が始まりました。今までは内気だった自分が元気になって、何事にも挑戦しようと前向きの人間になりました。

 

或る晩二次会で私がカラオケを歌ったところ、「エッ!歌初めて聞いた!なかなかうまいよ!」と皆んなにホメられて、それ以来自分なりに自信がついて二次会に行くのが楽しみにもなりました。妻からは昔から音痴といわれ、自分でもそう思っていたのが、今は新しい曲に挑戦したり、菩提寺の合唱団に入って月二回練習し、毎年一回、発表会に参加しています。

 

今使っている補聴器は二代目ですが、実は一代目を買って四~五年した頃、夜、寝る時に茶ダンスの上に置いたものが、朝になって無いのでよく探したら部屋の隅にネズミにかじられて落ちていました。これには参りました!田舎の百姓家ですので隣の家で納屋を片付けると我が家へ来る奴がいて、きっと肉の塊にでも見えたのだろう。結局、一代目は先端を修理して頂いて、今は農作業の時の予備として利用しています。

 

最近、左の耳にもつけ両方一緒に使っていますが、見た目もスマートだし、音の調整も自由に出来て本当に便利です。朝、起きて柱時計の音を聞きながらボリュームを合わせますが、時々、何処かに置き忘れ家中を大騒ぎで捜して歩き、やっと見つかった時のうれしさ、安心感はとても口では言い表せません。

 

今、私は毎日外出する時は必ず『補聴器』『メガネ』『ケータイ』と、この“三種の神器”を確認して出掛けるようになりました。

 

この様に補聴器は、私にとっては単なる道具ではなく、いつでも一緒にいる“マイペット” の様な存在で、これがなければ人生淋しかろうと、今は補聴器に感謝、感謝の毎日です。

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